SNSマーケティングとは?副業に活用?具体的な手法やメリット・デメリットを解説!

はじめに

近年、ビジネスにSNSを活用する「SNSマーケティング」を行う人や企業が増えてきています。SNSマーケティングという言葉は聞いたことがあっても、詳しい内容まではわからないという方もいるかと思います。

「SNSマーケティングって何?」

「名前は知っているけど実際どのようなものかは知らない」

「SNSマーケティングにはどのような効果があるの?」

今回はこのようなSNSマーケティングの疑問に対して、詳しく解説していきます。

1.SNSマーケティングとは

SNSマーケティングとは、SNSを利用して行うマーケティング手法のことです。世の中に売り出したい商品やサービスの情報を、SNSを介して発信することで、認知度や売上をアップさせることを目的とします。SNSを活用することで、その他の広告活動に比べ、圧倒的に短期間で広範囲に情報を広められることが期待できます。

また、SNS上では、消費者の「生の声」を知ることができます。一般的なアンケート調査よりも、リアルな意見を確認できることが多く、商品やサービスをより良くするための情報が得られる可能性があります。

2.SNSマーケティングが重要である理由

日本におけるSNSの利用者数は、年々増加しています。2017年末の7,216万人でしたが、2022年末には8,270万人に達する見込みです。ネット利用者のうちの8割以上の人が、SNSを利用していることが下記の表からわかります。

日本の総人口は減少を続けていますが、スマートフォンの格安料金プランの登場により、若年層だけでなく高齢者層においてもスマートフォンが普及しています。もともとSNS利用者は10~20代の若年層が多かったですが、利用者が増加してSNS利用が当たり前となってきた近年は、40~60代以上の年齢層にも広がっています。

出典:「日本におけるSNS利用者数」ICT総研

このようにSNS利用者が増える中で、テレビや新聞・インターネットの検索エンジンではなく、SNS上で得た情報をもとに購買行動をする消費者が増えているようです。したがってSNSを介して情報発信をすることは、マーケティングやブランディングにおいて非常に有効であるといえます。

3.活用されている5大SNS

ICT総研による調査では、SNSユーザーに占める利用率はLINEが79.5%、YouTubeが62%、Twitterが55.9%、Instagramが52.9%、Facebookが24.6%という結果になっています。

利用者数が多い5大SNSについて、それぞれの特徴を解説します。

出典:「主なSNSの利用率」ICT総研

3-1.LINE

LINEは幅広い年代に利用されており、無料で通話ができるのが特徴です。日常的なコミュニケーションツールとして使用され、チェックする頻度も高いSNSです。

企業は無料スタンプを提供する代わりに、LINEアカウントを友達追加させることが可能で、広告や宣伝に利用することができます。

3-2.YouTube

YouTubeは2005年に開始した動画共有サービスで、5つの中で最も歴史の長いSNSです。他のSNSでは難しい、長時間の動画による情報発信が可能です。

インスタグラマーと同様、ユーチューバーと呼ばれるインフルエンサーが近年増加しており、自身の活動だけでなく依頼を受けた商品の情報発信にも多く利用されています。

3-3.Twitter

Twitterは10~20代の利用者が多い、テキストベースのSNSです。日本国内では、世界最大数のユーザーを持つFacebookよりも利用者数が多いSNSです。

匿名での利用が可能なため、ユーザーはリアルな意見を発信しやすく、開放的なコミュニティがあるのが特徴です。即時性があるため、トレンドを検索することに適しています。

3-4.Instagram

Instagramは、写真をベースに視覚的に楽しめるSNSです。20~40代がメインユーザーのようです。

Instagramから知名度を上げたインスタグラマーが数多く存在しており、画像とテキストで自分自身や商品・サービスの情報発信に利用されています。ストーリーズ機能やライブ機能など、多様な機能があるのも特徴です。

3-5.Facebook

Facebookは、世界最大の利用者数を持つSNSです。しかし若者のサービス離れが進んでおり、主要ユーザーは40~50代が多いといわれています。

原則実名での登録が必要であるため、匿名が可能な他のSNSに比べて炎上しにくいのが特徴です。ビジネス上で名刺交換代わりに利用されることもあるツールです。

4.SNSマーケティングの具体的な流れ

SNSマーケティングが具体的にどのような流れで進められるのかをご説明します。

4-1.目的を明確化させる

まずはSNSマーケティングをすることで、どのような目的を達成したいのか、明確化させます。

SNSマーケティングの目的として、下記の例が挙げられます。

  • 商品の購入を促す
  • ブランドの認知度を上げる
  • イベントへの集客
  • 市場調査

目的によってどのようにSNSを活用するかが変わってきます。まずは「なぜSNSマーケティングを行うのか」という目的をはっきりとさせましょう。

4-2.活用するSNSと方法を決める

SNSマーケティングの目的が決まったら、次は活用するSNSと方法を決めます。

企業が商品の購入を促したい場合、ターゲットとなる顧客の年齢層や男女比などから、最適なSNSを選びます。新商品の認知度を上げるためには、SNS上で広告を出したり、インフルエンサーにPRを依頼したりすることが有効です。また長期的な情報発信を行う場合は、SNSアカウントの運用が効果的です。

目的に応じて適したSNSと活用方法を決めましょう。

4-3.目的達成のための指標を定める

利用するSNSと方法が決まったら、目標達成のための指標を決めます。例としては、下記のような指標が挙げられます。

  • いつまでにフォロワーを何人増やすか
  • 商品に関するSNS投稿数をいつまでに何件獲得するか
  • SNS経由の購入数をいつまでに何件増やすか

SNSマーケティングを行うからには、最終的に結果を分析することが大切です。具体的な指標を定めることで、結果を活かすことに繋がります。

4-4.SNSマーケティングを開始する

指標が決まったら、いよいよSNSマーケティングをスタートさせましょう。

4-5.データの分析と改善策の検討

実施したSNSマーケティングの結果を振り返りましょう。

設定した指標を達成した場合は成功要因を、達成しなかった場合は失敗要因を考えます。今後の課題を明確にして、改善策を検討します。

5.SNSマーケティングを副業とする人が増えている

近年、インスタグラマーやユーチューバー、ティックトッカーなどの「インフルエンサー」と呼ばれるSNSのフォロワーが多い、影響力のある人達が急増しています。

インフルエンサーは、ビジネスを行う個人や企業から依頼を受けて、副業としてPRを行っているケースがあります。商品のPR活動をすることで企業から報酬を得たり、アフィリエイト広告収入や自身の商品・サービスの売上アップに繋げたりすることが可能です。SNS利用者の増加に伴い、PR活動をするインフルエンサーの需要が高まっているため、副業としてSNSマーケティングを行う人が増えています。

6.SNSマーケティングのメリット・デメリット

SNSマーケティングのメリット・デメリットにはどのようなことが挙げられるでしょうか。それぞれ解説していきます。

6-1.メリット

SNSマーケティングのメリットは、対象の商品・サービスの認知度アップとブランディングができることです。情報をリアルタイムで拡散できるSNSは、商品やサービスについて、素早く広範囲に発信することができます。
また、投稿に一貫性を持たせ、企業の世界観を反映させることでブランディングにも繋がります。

SNSマーケティングを副業とするインフルエンサーのメリットとしては、スマホ1つで隙間時間に活動することができるということです。また、在宅で行うことができる点もメリットといえます。
自宅以外の働く場所(オフィス)が不要なため、いつでもどこでも副業としてPRの仕事をすることが可能です。

6-2.デメリット

SNSマーケティングのデメリットは、炎上リスクがあるということです。素早く多くの人に情報を拡散できるメリットがある判明、その分多くの人から批判を受けるリスクもあります。一部の人が不快に感じるような投稿はしないよう、注意が必要です。

7.「バーチャルオフィス」を利用するインフルエンサーが増えている

SNSマーケティングをするインフルエンサーが増える中で、バーチャルオフィスの需要が高まっています。

バーチャルオフィスとは、実際のオフィススペースはなく、住所のみを借りて、郵便物や電話の転送サービスなどが受けられるものです。商品を送ったり、ファンレターを受け取ったりする際に、バーチャルオフィスの住所を利用することで自宅住所を開示せずに活動できます。このことから、自宅で活動するフリーランスや、インフルエンサーの利用者が増加しています。

8.まとめ

今回はSNSマーケティングについて解説しました。テレビ離れが進みSNS利用が当たり前となった現代では、ビジネスにおいてもSNSが欠かせないものとなりました。SNSマーケティングを始めようと思っている個人事業主や企業、インフルエンサーの方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

参考サイト「2022年度SNS利用動向に関する調査」ICT総研

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