独立したてのフリーランスにおすすめのサイト5選と案件獲得がスムーズに進むチェックポイントを紹介

フリーランスとして独立したあと、「どうやって案件を獲得したら良いのだろうか」と悩む人も多いですよね。
また案件獲得サイトがたくさんありますが、その中でも「独立したばかりの自分に合うサイトはどれだろうか」「それぞれどのような特徴があるのだろう」と知りたい人もいることでしょう。

今回は、独立したてのフリーランスが案件を獲得しやすいアウトソーシングサイトを5選と、それぞれの特徴、メリット・デメリットをご紹介します。

独立したてのフリーランスにおすすめの案件サイト5選

独立したばかりのフリーランスの方におすすめの案件サイトをご紹介します。

1、クラウドワークス


アウトソーシングサイトの代名詞ではと思えるほど、知名度、案件登録数がともに多いサイトです。
ライティング、デザイン、データ作成、HP作成、事務・経理など、幅広い分野での募集があります。

案件数が非常に豊富ですので、初心者フリーランスでも仕事を獲得しやすいサイトですので、まず登録をするならクラウドワークスがおすすめです。

フリーランスワーカーに求められるスキルレベルもさまざまです。
実務経験2年以上など、高度なスキルを求められる案件もありますが、初心者歓迎の案件も非常に多くあるのも、クラウドワークスの特徴です。

メリット

経験ゼロのまったくの未経験者でも獲得できる案件が豊富です。
独立したてのフリーランスの方は、まずはクラウドワークスで実績を積んで、高スキルの案件獲得に向けて動いていく方が多いです。

また仕事が決まるまでの期間が短く、応募後すぐに仕事が可能な案件も多いです。

デメリット

初心者でも獲得できる案件が豊富である反面、初心者向けの案件は非常に単価が低い点がデメリットです。

案件ごと発注が多く、継続発注は少なめです。
また発注元が個人であることも多く、信頼性に欠ける発注者もいる点は注意が必要です。

【クラウドワークス公式サイト】
https://crowdworks.jp/

2、ランサーズ


クラウドワークス同様、幅広い業種で初心者向けの案件が豊富に募集されているサイトです。

案件数や登録者数はクラウドワークスのほうが一歩上、という印象があります。
そのためクラウドワークス、ランサーズの両方でアカウントを取得していても、メイン活動はクラウドワークス、というフリーランスも多くいます。

クラウドワークスと比べてライバルが少なめですので、非常に優良な初心者向け案件を獲得できるメリットがあります。

メリット

クラウドワークス同様、初心者向けの案件が多く、仕事が決まるまでの期間が短い点がメリットです。

ランサーズには4段階からなる認定制度があります。
受注した案件数や評価によって、レギュラーから認定ランサーの4つのランクに認証されます。
ランク認証があることで発注者に対し、自分の実績をわかりやすくアピールできるようになりますので、スカウトも集まりやすくなります。

上位ランクに認定されると、上位ランク者限定の案件にも応募ができるようになります。
限定案件は他の案件と比べて高単価、継続案件が多くあります。
シルバーランク以上を目指して活動していきましょう。

デメリット

こちらもクラウドワークスと同様、案件ごと発注が多く、継続発注は少ない傾向にあります。
またクラウドワークスと比較すると案件数が少ない点がデメリットです。

また報酬金額の振込手数料が550円と、クラウドワークスに比べて50円高いです。
楽天銀行を振込先口座に指定すると、手数料は110円となりますので、楽天銀行口座を開設しておくことをおすすめします。

【ランサーズ公式サイト】
https://www.lancers.jp/

3、クラウドテック


高単価のリモートワーク案件が豊富なサイトです。
クラウドワークスと運営会社は同じですが、IT、エンジニア系の募集が多い点がクラウドワークスとの違いです。
独立したばかりのフリーランスエンジニアの方におすすめできるサイトです。

メリット

クラウドワークス、ランサーズと比べて高単価の案件が多くありますので、エンジニアとして独立しているフリーランスの方はぜひ利用してみましょう。

また発注元は企業がほとんどで、信頼できる発注者が多いです。
契約前にはオンライン面接が行われるため、事前に条件のすり合わせも可能で、契約後の「話が違う」「連絡が取れなくなった」などのトラブルを事前回避できます。

デメリット

仕事が決まるまで2週間~1か月ほどかかります。
すぐにでも仕事が欲しいという方は、クラウドワークスやランサーズで案件を探しながら、クラウドテックでも活動すると良いでしょう。

選考フローには面接も含まれていることが多いです。
面接はいやだと言う方には不向きです。

【クラウドテック公式サイト】
https://crowdtech.jp/

4、プロクル


その道に精通したプロだけが登録可能な案件サイトです。
ここまでにご紹介してきた3つのサイトとは異なり、案件が常時公開されているわけではありません。
自分の持つスキルに合う案件が発生した場合のみ、事務局から発注依頼が届きます。

エンジニア、ライター、デザイナーはもちろんのこと、コンサル、カウンセラー、税務、営業など、幅広いジャンルのプロを募集しているサイトです。

もちろん「プロ」だけを募集するサイトですので、登録の際には審査があり、まったくの未経験では登録できません。

登録が厳しいからこそかなり単価が高い案件が多く、これまでの経歴を活かしてフリーランスとして独立したばかりの方におすすめのサイトです。

メリット

かなり高単価の案件が多いです。
また事務局を介して仕事が発注されますので、発注者とのトラブルはありません。
信頼できる発注者も多く、安心してお仕事を進めていくことができます。

デメリット

案件が常時公開されているわけではなく、マッチする案件が発生した場合のみ事務局から連絡が来ます。

ですので、いつ仕事の発注が来るのかわからない点がデメリットです。
審査に通りサイトに登録をしていても、仕事が発注されるのが半年後、ということもあり得ますし、1年に1回しか仕事の発注がないというケースもあります。

プロクル1本で仕事の獲得は難しいので、他のサイトも活用しながら進めていくと良いでしょう。

【プロクル公式サイト】
https://prokul.jp/

5、インディード


フリーランスの案件獲得はアウトソーシングサイトに限りません。
求人サイトのインディードでも、数多くのフリーランス向けの求人が公開されています。

「自分の探している業種+業務委託」「自分の探している業種+フルリモート」などで検索をしてみると、フリーランス向けの案件が見つけやすくなります。

メリット

求人数が豊富で、中には大手企業の案件が見つかることもあります。
アウトソーシングサイトに掲載されている企業とは雰囲気が異なる企業も多数あり、意外な好条件求人も掲載されています。

継続発注がある企業求人も多いですので、アウトソーシングサイトに加えてインディードも活用していくと、仕事量が安定します。

クラウドワークスやランサーズのような低単価案件は少なめです。

企業の口コミなどもチェックできますので、低評価の企業への応募を避けることで、トラブルを回避することができます。

デメリット

トラブルがあった際には、インディード本社の関与・サポートはありません。
トラブルとなった場合には企業と求人者の間で解決しなければいけませんので、口コミなどをチェックして、事前のトラブル回避に努めましょう。

フリーランス向けの求人も多く掲載されているのですが、そもそもの求人数も多いことから、フルリモート可能な求人を探すのが大変です。
「業務委託」「フルリモート」「フリーランス」などのワードも入れながら、粘り強く案件を探していきましょう。

【インディード公式サイト】
https://jp.indeed.com/

初心者はここをチェック!案件獲得率が上がるポイント


初心者が案件を獲得していくのは大変です。
独立したものの、まだひとつも仕事を獲得できていないという方もいらっしゃることでしょう。
初心者が案件を獲得しやすくなるチェックポイントをご紹介します。

1、ポートフォリオを用意しておく

ポートフォリオとは製作例のことです。
自分のスキルが分かるようなポートフォリオを用意しておきましょう。
自分のHPでもポートフォリオとなります。

2、自ら初心者とは名乗らない

つい「独立したてでご迷惑をおかけすることがありますが」などと書きたくなりますよね。
親切で良いのですが、ややワーカーとしての信頼性には欠けてしまいます。
わざわざ自ら初心者とは名乗らなくても良いでしょう。

3、実績がないなら改善点の提案を

応募の際には自分の実績を書くことができれば一番良いのですが…。
まだ書けるような実績がない場合には、募集案件に対して「自分ならこうする」「ここをこうしたらもっと良くなる」などのように、かんたんな提案を付けると良いでしょう。
他の応募者と差をつけ、採用者の目に留まりやすくなります。

4、コピペはNG!丁寧な言葉使いで志望動機も入れてみる

基本的なことではありますが、丁寧な言葉使いで、挨拶もきちんと入れて応募しましょう。
条件だけを書いて応募している、という人も意外に多いようです。
社会人としてのマナーを身に着けているかどうかも重要な選考ポイントです。

またこちらの提示条件だけではなく、かんたんな志望動機なども入れてみましょう。
実績がまだなくても、やる気と熱意が伝われば、案件獲得につながることも多いです。

住所の公開をしたくないなら、バーチャルオフィスの利用を


発注者にはさまざまな人、企業があります。
多くの発注者は良い発注者であり、各サイト側も悪質な発注者の監視には力を入れています。

しかしやはり自宅住所を公開することに抵抗がある方も多いですよね。
そのような場合には住所貸しサービスであるバーチャルオフィスを利用しましょう。

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開業届の住所もバーチャルオフィスの住所が利用可能です。

後ろ盾がないフリーランスワーカーにとっては個人情報の保護はとても大事。
ぜひバーチャルオフィスも活用しながら、安全にお仕事を進めてくださいね。

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