この質問を見て、パッと答えが出せる人は意外と少ないのではないでしょうか?
今回は会社を経営していく上で必然的に身近な存在となる「投資、出資、融資」についてわかりやすく説明をしたいと思います。
「投資、出資、融資」とは?
簡単に説明すると下記のことを指しています。
投資とは
将来の利益を期待してお金を提供すること
出資とは
資金や資本を提供することで、投資の一種
融資とは
お金を融通して貸し出すこと
つまり、お金を出して経営に口を出すか、お金を出して経営に口を出さないか。
ということになります。
では「出資」と「融資」の違いは何でしょうか?
これをわかりやすく説明するには、資金を調達する立場(経営者)で考えるとわかりやすいです。
出資と融資が異なる3つの理由は?
返済
「出資」は調達したお金の返済義務はない。
「融資」は調達したお金を返済しなければならない。
金利
「出資」は利息の支払いがない。
「融資」は利息の支払いがある。
介入
「出資」は経営に介入されることがある。
「融資」は約束通り返済をしていれば経営に介入されることはない。
図解で説明
返済 | 金利 | 介入 | |
---|---|---|---|
出資 | 義務なし | 利息支払いなし | 経営に介入されることがある |
融資 | 義務あり | 利息支払いあり | 約束通り返済をしていれば経営に介入されることはない |
まとめ
会社経営とは、キャッシュフローを考えながら経営していく必要があります。
その時の状況に合わせて最適な「資金調達」を行いましょう。